完全形の虹
私がブログに虹のことを書いていると友人に話したところ、
彼女は自分の見た虹のことを話してくれました。
ほとんどの人が虹というとき思い浮かべるのは、
半円形をした七色のアーチではないでしょうか。
でも、彼女が見た虹・・・・それは円形をしていたと言うのです。
飛行機で空の上から海を見下ろしたとき、
雲も何もない青い海の上に輪っかになった虹が浮かんでいたというのです。
ニュートン10月号に載った虹の写真の中に、
上空から撮ったジャングルの上に浮かぶ円形の虹を見た時、
私はとっさに彼女の見た虹のことを思い出しました。
イヤー驚きました。本当にこんな虹が出現することがあるんですね。
しかも驚くべきことにその記事によると、
虹はそもそも円形をしているものだというのです。
ただほとんどの場合、地面などにさえぎられて上半分しか見えないのだそうな。
『上空や崖の上など、地面が邪魔をしない場所では、円形に見えることがある。』とのこと。
そういえば8月8日に書いた”虹のアーチをくぐれ!天井編”のときも、
私に見えていたのは右半分だけでしたが、コックピットからは円形に見えていたはずです。
しかもニュートンの写真には、
主虹の輪の周りを薄く副虹が取り囲んでいるのが写っています。
解説によると、主虹と副虹の二重の輪になったのが虹の本来の姿なのだそうです。
待てよ、そういえば私が夢で見た虹も二重の虹がきれいな輪になっていました。
私は夢で虹の完全形を見ていたことになります。
でもあれは三年半も前のことです。
それまで全く見たことも聞いたこともなかった完全な虹の姿を、
私はどうして夢で見ることができたのでしょう。
何だかとても不思議です・・・・。
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