2012年10月27日

クローズのお知らせ

悲しいお知らせがあります。
最近引越しをしたのですが、
その時私の不注意から、ベティーちゃんを死なせてしまったのです。

そんなこともあり、しばらくブログを書いていなかったのですが、
最近仕事を再開することになり、急に忙しくなってきました。
これを機に、虹日記をクローズしようと思います。
今まで読んでくださった方たちへ・・・・。
ありがとうございました。突然で申し訳ありません。うわーん

これが最後なので、引っ越した後で見た色々な虹たちのことを書いておこうと思います。

      過剰虹
引っ越した3日目の朝、近くの大きな運動公園にウォーキングに出かけました。
帰り際、急に天気雨が降り始め、
向こうから歩いてきた人が驚いたように足を止め、上を見上げました。
もしかしたらと振り返ってみると、
何と今までで最高の大きな虹が2本、雌雄そろって姿を見せていたのです。
そのうえ、雄の虹はW巾(ダブルはば)なのです。

W巾というのは、ふつうの虹の下側にもう一つのぼんやりとした虹がくっついているのです。
Newton 2012,10月号によると、それは過剰虹というもので、
『条件が整わないとなかなか見えにくいもの』だそうです。
夏の朝の青い空をバックに、ハッキリクッキリと巨大な副虹と過剰虹が同時に見られるなんて、
まるで新しい土地が私を歓迎してくれているようで嬉しかったです。日の出

      ピンクの虹
それからしばらくして、夕方の散歩で運動公園に行く橋を渡っていたときのこと。
左手に見える豊見大橋のあたりが夕焼けしているのですが、
なんだか橋のたもとに奇妙なピンク色の柱のようなものが立っているのです。
よくよく見てみると、それは何と夕日に染まった虹の脚だったのです!!

ハハーッ・・・・!虹がピンクに・・・・?虹って染まるのはてな
うそでしょう、ピンク色の虹がこの世にあるなんて。
私の心はちぢに乱れました。
怪しくも妖しく美しい、わが目を疑うほどのアンビリーバボーな虹でした。

       
後日、またまた物凄いものを見ました。旭橋近くの海岸に夕日を見に行ったときのこと。
日が沈んだ後、西に薄く広がっていた雲の一部が
さまざまなパステルカラーに彩られはじめたのです。
眺めているうちに、その美しい色はどんどん広がって、
西の空の半分ほどをおおっていた雲全体に波及していきました。

薄くメタリックに輝く七色の雲・・・・。
綾雲の出現です!キラキラ 

こんなにも美しい雲の光景があっていいものでしょうか・・・・。
しかも、その至福の光景は30分も続いたのです!
筆舌に尽くしがたいとは、あのようなことを言うのでしょう。
映像に残せなかったのが本当に残念です。
いま思い返そうとしてみても、あのときの刻々と移り変わっていった美しい光景は、
私の記憶の網の目からこぼれ落ちていくばかりです。


メタリック・ブルーの美しかったベティーちゃん。
信じられないような不思議な虹たち・・・・。
たぶん、すべてがいつか忘れ去られていくことでしょう。
なんびともそれを留めることはできません。

でも、美しいもの、不思議なものを見た時の感動は、
私の魂に何らかの痕跡を残していくような気がします。
銅板を打ち出して器を形造っていくたがねのように、
私の魂を少しづつ美しいものに変えてくれる・・・・そんな気がするのです。

では皆さん、さようなら。
  

                                  God bless whith you.ハート



同じカテゴリー(目撃)の記事
虹の足に触れる
虹の足に触れる(2013-02-03 19:13)

完全形の虹
完全形の虹(2011-12-06 10:57)

夏の思い出
夏の思い出(2011-11-03 18:05)

死者の虹
死者の虹(2011-10-12 09:51)


Posted by tamisan at 15:17│Comments(0)目撃
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。