2011年11月12日
幻の絵本
この頃は3Dばやりです。
映画アバターを見た時は、文字通り後ろにのけぞってしまったものです。
半年くらい前、那覇の書店でユニークな虹の絵本を見ました。
ページをパラパラとめくると、アラ不思議!
開かれたページの上に、立体的な虹が立ち現れてくるのです。
仕掛け絵本のように、紙でできているのではありません。
半透明な虹が、幻のように本の上の空間に架かっているのです。
文章もストーリーも何もなく、ただ虹だけが魔法のように出現するのです。
どういう仕掛けになっているのかと、一枚一枚ページを繰ってみると、
最初から最後まで、同じ虹が同じ場所に描かれているばかりです。
子供の頃に見たパラパラ漫画は、少しづつ変化をつけて描かれた絵が、
目の錯覚によってつながり、動いているように見えてくるものです。
が、この絵本は同じ絵を何十枚も重ねることで、
虹の静止画像が立体的に浮き上がる、という仕組みになっているのです。
それが判ったときは、思わずウ~ンと唸ってしまいました。
逆転の発想というところですが、これを思いついた人はスゴイと思いません?
でももしかしたら自分でも作れるかな、とその時は思って、買わずに帰りました。
後日思い直して買いに行くと、もうなくなっていました。
メモした紙をなくしてしまい、インターネットで探しても見つかりません。
誰かご存知でしたら教えてください。
もう一度、あの魔法の虹が見たいです・・・・。
Posted by tamisan at 16:15│Comments(0)
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